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    ラン・サイレント、ラン・ディープ<日本語版>心の中のカードを読むのレビュー一覧

    ラン・サイレント、ラン・ディープ<日本語版>心の中のカードを読む

    解説書

    ラン・サイレント、ラン・ディープ<日本語版>心の中のカードを読む

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    • Hさん

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      2020/09/23 08:17

      サイレントランニングの演じ方集で、サイレントランニング自体が進化したわけではありません。 サイレントランニングが好きな方にはいいのかもしれませんけど、私的には得るものはありませんでした。
    • 清宮怜さん

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      2019/06/14 18:44

      カード予言なら6頁Marc Paulの『名刺を使った予言』(質問ナシ、トランプ不要)がスムーズでダラダラしません。「冊子の序章に、既に答えが出ちゃった」みたいな感覚です。この予言を、もしSRフォースが苦手な演者なら、36頁『The White Room』でフォースします。フォースカードは安全策をとって、増やしたほうが良いでしょう。White Roomは「特定不可能なカード1枚が観客の頭の中だけで決定した」という種類のものですので、『予言』『心の中で決めたカードが財布から』という現象には適しています。 カード読心術を演じるなら30頁『Silent Faro』がEASY。(質問ナシ。レギュラー・デック使用)この通りのFaroにこだわらず、セットしてフォールスカットでも可。1と10の対応はH7(『さらなる驚きを』の頁を参照)と同様です。『Speechless』も効果的ですが、万が一観客にシャッフルされたら・・・という心配が『Silent Faro』にはなく、確実です。あっという間にリーディング出来てしまうため、カードを知ってから告げるまでの演出には気を配らなくてはなりません。 さらっと演じるなら20頁『Vanishing Thought』。さらっと演じたわりに、本当に目の前で観客のカードが消えて、本当に演者の財布やポケットの中から出てきます。パーム不要。魔法のようです。 純粋にマインド・リーディングするなら48頁ヒロ・サカイさんの手順! なんとメンタリストは1つも間違ったことを言っていない!究極。 他、tipsとして、52頁『 Screaming Walking』内の『タイムミスディレクション』は必読。53頁『リチャード・オスタリンドの作戦』、59頁『選ばれやすい傾向のカード○枚』等、貴重な情報満載の一冊。
    • 橋本英司さん

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      2015/09/30 19:43

      ・SRACAAN現象に演者の能力という意味付けをする SRACAANは大変賢い方法で考案された、クリーンなAny Card at Any Numberです。 演じるたびに必ず驚かれ、サイレントランニング史上最強・究極のセルフワーキングトリックと結論付けています。 ただ、SRACAANというのは凄い奇跡が起こったことには間違いありませんが、演者が何もしませんので「一体、何がすごかったのか」については不明のまま終わる演目です。 また、二桁の数字も決められたカードも一切知らされずにこの現象を起こすことはいえ、万に一つですが、偶然起こりうる現象であるとも言えます。 つまり「この現象を起こすための演者の能力があったのか、なかったのか、それがわからない。あったのであればそれは具体的に何だったのか」と感じる方がおられるということです。 トゥーパーフェクトセオリーと言うんでしたか、あまりにフェアで完璧すぎるとトリックの核心に近づきやすくなる。タネが概ね想像できる。この恐れがあります。 「演者はデックに一度も触れていない。ということは、デックそのものがこの現象を起こすタネになっている。演者の技量ではなくデックの力に頼った演目である。」 具体的にどうやったかはわからないにせよ、このように思われてはSRACAANという名作が泣きます。 そこでこの現象を『演者の読心術と未来感知能力によって起こす予言』と定め、次の手順を加えました。 「私はあなたが決めたカードも、あなたが決めた二桁の数字も知らされていませんが、今、ある念を感じています。」 そう言いながらデックを演者側に表向きで広げて、カードを1枚抜き出しては別の位置に差し入れるという作業を数回繰り返します。明らかに配列を変えたということを示します。 「その感じた念が正しければ、これで現象は起きます。」 そう言ってデックを裏向きで左手に演者が持ち、「今初めてお聞きしますが、最初に決めた二桁の数字を教えて下さい。」と訊いて、その枚数をテーブルに数え下ろします。 27枚目であれば26枚数え下し、次のカードを手にとって「では決めたカードは何ですか」と尋ね、カードもその位置も一致していることを示します。 相手に27枚目のカードを渡し(差し出すと必ず手に取ります。観客の手がふさがり、デックの検めをさせない効果を狙います)、「間違いないですね」と言いながらテーブルに数え下ろしたパケット全体を返して表向きにし、最初の7~8枚を見せて軽く検めをすませ、すみやかにデック全体をファローシャッフルし、証拠隠滅して終了します。リフルシャッフルよりも早いので。 「ある念を今感じています」のあとの作業、“カードを1枚抜き出しては別の位置に差し入れる”という所作は、当然ですが【ラン・サイレント、ラン・ディープ<日本語版>】イントロダクション:SR応用のACAAN解説の、「X」に あたるカードを入れ替えているだけです。 これで『演者が予知して配列を変えたことにより現象が成立した』と、より明確にSRACAANの不思議が観客に伝わると思われます。 ・ノーフォースで、観客の心の中にある『未だ見ぬカード』を読み取る方法 カードバニッシュ付き 現象 観客に筆記用具とメモパッドをあずけ、演技スタートです。 演者はデックを観客に渡し、よく切り混ぜてもらいます。 デックを返してもらい、トップから1枚ずつディールします。 ノーフォースで好きなところでストップをかけてもらいます。 ストップがかかった箇所のカードを右手に持ち、縦にしてフェイスを観客に見せます。(仮にハートの8) 顔を横に背けて、演者の台詞。 「よくある手品のように、このカードを当てるというわけではありません。ランダムに選ばれたトランプの数字が重要なのです。このカードの数字だけを覚えてメモをしてください。もしジャック、クイーン、キングのいずれかであれば、11、12、13でも、J、Q、Kとメモしても構いません。」 観客のメモは演者に見えないよう、ポケットに入れてもらいます。 演者はカードフェイスを見ずに顔を背けたままデックの中に入れて、再びフェアなシャッフルをし、先ほどと同様にディールしてストップをかけさせ、1枚のカードを見せます。(仮にスペードのジャック) 再び顔を横に背けて、台詞。 「今度はこのカードのスートが重要で、ああ失礼、このカードのマークが重要な要素です。マークをメモしてください。ハート、クラブ、ダイヤ、スペードのいずれかです。」 観客は指示通りメモをします。 ここまでの作業を終えたら、演者はデックをカードケースの上に置いて『これから演じる現象』について話します。(A) 「私は先ほど『よくあるカード当てをするわけではない』と申し上げました。通常は選ばれた1枚を当てるのがマジックです。今回の試みはフェアに選ばれた2枚のカードの要素2つを合わせたカードをイメージしていただき、そのイメージを読み取ってみようという実験です。メモをしていただきましたよね?一つは数字でもう一つはトランプのマークです。この数字とマークを合わせて出来た1枚は、あなたも未だ見ぬカードということになります(※)。それを読み取ってみようということです。」 例として挙げた2枚のカードであれば、ハートの8とスペードのジャックですので、数字とスートを合わせるとスペードの8になります。このスペードの8というカードは、2枚のカードを選んだ本人であっても『未だ見ぬカード』ということです。 通常のカード当てとは違い、未だ見ぬカードを当てられる感覚は奇異なものです。 演者は集中し、迷いながらもカードの色を当て、スートを当て、数字を当てます。一切質問せずに。 しかもそのカードはデックから消えていて、総枚数は51枚しかありません。 未だ見ぬカードが、本当に見ることが出来ないカードになってしまいます。 以上が現象の概要です。 方法 サイレントランニングによく似た『観客以外に誰も知る由もないカードを当てる現象』です。 しかもクロスロードのようにそのカードが消えて51枚しかないデックになっているというクライマックスがついています。 ちなみに、(※)のところで未だ見ぬカードと言っていますが、それは100%ではありません。可能性として未だ見ぬカードになりやすいということです。 (例えば選ばれたカードがハートの8とハートのジャックの場合、数字とスートを合わせて出来たカードは結局ハートの8。観客は最初に見ている。) ではトリックです。 タネはマークドデックです。 観客がメモをしている隙にマーキングを読み取っていただけです。1回目は数字、2回目はスート。 あとはいかにもマインドリーディングを発揮させているように見せて当てているわけです。 演者にとって面白みのない手順であることを認めます。私もこれを強くは勧めません。 レギュラーデックで行う時はシャイナーを使っていました。 カードが消える仕組みは、(A)の時にスペードの8を探し出してボトムに位置するようにカットし、事前に両面テープが貼り付けられたバイスクルのカードケース裏面にデックを置くことで成立させています。 「STANDARD」ではなく「PLAYING Cards」表記のカードケースはバックデザインがカードの裏模様と同じ仕様になっているので、動物の擬態のように同化して気づかないものです。 言うまでもありませんが、これはサイレントランニングではありません。 選ばれた数字とスートを組み合わせてイメージカードを作成する過程は似ていますが原理が全く異なります。 疑似サイレントランニングと呼んでいます。 簡単で、フェアなカード選択で、斬新に感じるイメージカード作成の過程、ノーヒントで確実に当てる現象。 『未だ見ぬカード』というワードが新鮮ですので、試しにと演じてみれば結構驚かれウケました。昨年の秋頃に数回、演じたことがあります。 直接見て覚えたカードを当てる現象ではありませんので、マークドデック使用には気づかれません。この手順ならボリスワイルド式マークドデックが使いやすいかなと思います。本来は【BW:ボリスワイルド式マークドデック(バイスクル)】のレビューとして書くべき内容なのでしょうが、そこに書くとすぐにタネがわかってしまいますので。 マークドデックを使った一つの有効な形として、本当に参考までの紹介です。 本家のサイレントランニングでも『未だ見ぬカード』という概念は魅力的で、観客の頭にだけある観客にしか知りようがないカードなのに、観客自身が自分の眼で見ていないカードを見る前に演者に当てられる感覚は、自分のものを盗られたかのような、まさに心を盗まれる現象だと思っています。 お読みいただき、ありがとうございました。
    • 橋本英司さん

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      2015/09/18 14:54

      ラン・サイレント、ラン・ディープ P7 Josh Zandman氏の手順に、観客が心の中で決めたカードを演者は既に予言していたという現象があります。 あるトリックデックを使うことでこれを可能としています。この手順と殆ど変わらないのですが、テンヨーさんのホワイトインパクト使用で同じ現象が起こせます。 「ホワイトインパクトは覚えることが多くて使ったことがない」という知人が多く、もったいないなと思っていました。 52通りのパケットの重ね方を覚えるのが面倒で演じたことがない方に、「そんなに多く覚える必要はない。」という朗報としてサイレントランニングをオススメしたいです。1と10の対応も出来るでしょう。 サイレントランニングにはこのように、眠っていた他のマジックグッズに命を吹き込む効果があります。 「ホワイトインパクトを買ったけど演りたくない。面倒くさい」と思っている方々に、「それを回避できるツールがあるよ」とサイレントランニング購入を薦めていく所存です。 本当の狙いは、宝の持ち腐れにならぬよう、グッズを眠らせて欲しくない、が真意で、最後にはホワイトインパクトが、けして面倒なものではないと、食わず嫌いにならないで欲しい、自在に扱えるようになってほしい、ホワイトインパクトに限らず、これが本音です。 以下は、ラン・サイレント、ラン・ディープ P7、イフェクト2からヒントを得た手順です。 観客にシャッフルさせてから、一度カードケースにデックを入れることで現象を成立させています。 おそらくこのままで充分ですが、カードケースに入れないで演じられないだろうかと。 ケースからデックを出し、観客にシャッフルさせて、ケースに戻し、またデックをケースから取り出して配ってもらうという手順は、演じ方次第ですが、ともすれば無意味な動作が多いと思われ、怪しまれるかもしれません。 そこで、カードケース無しで演じる方法を考えてみました。 デックのトップに予め、この現象に対し都合のいいようにセットしておきます。 デック全体をオーバーハンド・フォールスシャッフルしてこれをお手本のように示しながら、「このようなシャッフル、できます?」と観客にお願いします。 「ではこのように半分ずつ持って・・・」とDo as I do.のようなニュアンスのセリフとともに、デック中程から下半分を相手に渡します。スイングカットして下半分を渡してもいいのですが、これでは受け取ったパケットが下半分なのか上半分なのかわからない人が多いので僕はしっかり下半分をカットして渡すようにしています。スイングカットは美しいカットですが、使い所を間違うと余計な錯覚を生み出してしまいます。この手順に限らず、他の演目でもスイングカットを使う際はこういった錯覚に気をつけています。 観客がオーバーハンドシャッフルを真似ようとしたら「ご自身のやりやすい混ぜ方で結構ですよ」といいます。「充分に、何の規制もなく納得行くまで存分に混ぜた」と思ってくれることが重要です。 演者は上半分をフォールスシャッフルします。フォールスシャッフルの際は常にデックを見ないようにします。相手になにか話しかけながら行うとうまく行きます。 相手から下半分を左手で受け取り、右手に持っている上半分の下へ戻した瞬間にクラシックパスしながら上半分を相手に渡しシャッフルしてもらいます。 (実際には、パケットを受け取る→クラシックパス→下半分がこちら側に2センチほど出るように段差をつけて→右手でデック全体のこちら側をつかんで持ち変え、上半分パケットを左手で引き抜くように相手に渡す、という流れで演じています) 相手に渡した上半分は実際には先程「相手がシャッフルした元下半分」です。相手は同じパケットを2度続けてシャッフルすることになります。 相手がシャッフルしてる間に演者が何もしないで待っていれば「なぜ半分ずつ混ぜさせるのだろう?」と思われがちですが、Do as I do.効果により、不自然に感じません。「2人で協力して混ぜた」という感覚だけが残るようにします。 パケットを返してもらいますがこの際は右手で受け取り、演者が持っているパケットの上に載せてブレイクを作り、ダブルカットしながらテーブルへ置きます。 全体を2人で協力して混ぜたように見えますが、上半分は変わっておらず、セットは崩れません。 あとは原案のイフェクト2のように演じます。1と10の対応も出来ると思います。
    • 橋本英司さん

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      2015/09/18 05:04

      ・当てないサイレントランニング 【サイレントランニング(日本語版)】18頁には、あるフォース技法が記載されています。参考程度に紹介されているように見受けられますが、とても実践的な技法です。 例えばクロスロードでは先に観客が決めた数字を訊かなくてはいけませんが、『18頁のフォーシング法』を使えば、その必要がなくなります。数字を訊かずに、適したスートをフォース出来るのは特筆すべき利点です。つまり、クロスロードを演じるには一通りの方法ではないと証明されたことになり、クロスロード日本語版解説書記載の方法が苦手という方には、朗報と言えます。このフォース技法を理解し、研究し、使用することを推奨します。 サイレントランニングの演目でも、観客が決めたカードを秘密にする必要がない、もしくは秘密にする意味が薄い演目であれば、必ずしもサイレントランニング法にこだわることはありません。観客が自由に決めたカードが無数にあるカード群の中の1枚だと思い込むことだけが目的の演目であれば、『18頁のフォーシング法』で充分に現象成立可能です。 勿論、このフォース技法は、サイレントランニング法とは異なりますので、ダイレクトマインドリーディングには使えません。しかし、『当てる』という現象以外であれば、サイレントランニングにも使用できます。 カード1枚が作成された時、観客はそれがトランプ52枚のうちの1枚だと思い込む効果は、サイレントランニング法と遜色ありません。方法論はサイレントランニング法とは異なります。 その1枚を演者が事前準備することは事実上可能ですが、観客には「演者はその1枚の事前準備は到底不可能」と錯覚させる効果があります。 その錯覚を強める台詞としては、『18頁のフォーシング法』でスート決定直後、 演者「あなたはご自身で決めた数字を知っていましたが、その数字が指し示す際に読み上げられるマークが何になるかを、事前にはわかりませんでした。私は4つのマークをランダムかつ均等に読み上げていきましたが、どこで止められるかを知りませんでした。したがって、お互いに“マーク決定”を今初めて知ったことになります。」(A) どんな観客であれ、この説明で必ず「スート決定は偶然である。」と理解します。 クロスロードを例に、『18頁のフォーシング法』でクラブの2が作成されたと仮定すると、観客は2つのスートしか耳にしておらず、その後に読み上げられたであろうスートを知りえませんので、自分がもし別の数字を選んでいたらどのスートに決められたのかを、全く知るすべがありません。この事実は、どの数字が選択されたのかを知らないでスートを事務的に読み上げた演者の状況・心境を考えると、「自分と同じ状況、もしくは、それ以上に事前には何も知り得ない状況だった。」と観客は思い込んでいます。 逆に観客が決めた数字が多い9によってダイヤの9が作成されたと仮定すると、8つのスートを観客は耳にしていますが、上記演者の台詞(A)により、観客と演者の両者共に、ダイヤが選ばれることを事前に知るすべがなかったと理解した瞬間に、既に心理的錯覚の効果が成立しています。 解説が難解ですので整理しますが、 数字が自由意志決定であることは、誰よりも観客がよく知っています。 数字を演者は事前に知り得ない。 スートも演者は事前に知り得ない。 知り得ないものは準備できない。 準備できないものは予知が成立しない。 ゆえに、このカード1枚は事前準備不可能です。 というフォース技法です。 サイレントランニング法が「観客以外に誰も知り得ないカード」に重点を置いているとすれば、『18頁のフォーシング法』は「このカードは演者には到底事前準備不可能と錯覚させる」という点に重きを置いた技法です。 まずはこのフォース技法でクロスロードを演じ、慣れてきたら『当てる』という現象以外のサイレントランニングに使ってみます。 勿論、サイレントランニング法が使える方であれば、その必要はありませんが、サイレントランニング法では観客目線で早い段階で既にスートが決まっていても、必ず演者の作業を最後までポーカーフェイスで見続ける必要があり、その後も数字とスートの情報を秘密にする時間を要するため、これらの点が若干のストレスになり、スムーズな演技に支障をきたす要因と判断される場合は、『18頁のフォーシング法』を使用することで演者、観客共にこれらのストレスが軽減されるという利点が望めます。したがって、クロスロード日本語版解説書記載のスート決定法と、サイレントランニング法の双方が苦手という方には都合が良い技法と言えそうです。現に、私はこのフォース技法を好んで使っています。 『18頁のフォーシング法』、または『サイレントランニング法』使用で、かつ、『当てるという現象以外のサイレントランニング演目』は、【ラン・サイレント、ラン・ディープ】に多数、解説されています。ダイレクトマインドリーディングよりも気楽に演じられるサイレントランニングです。当てませんから。 基本的に現象が予言となるサイレントランニングであれば、カードを秘密にする必要がありません。 当てないサイレントランニングは、サイレントランニングの入門と捉えてもいいほど気軽に演じられます。 まずは予言の現象から演じて、当てるサイレントランニングに徐々に慣れていくと上達も早く、より深くサイレントランニングを知ることが出来ると思われます。
    • 橋本英司さん

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      2015/09/17 22:43

      ・フィッシングと思われない、感じさせない質問法 「ひとつの奇数のカードが見えますが、あっていますか?」 「赤いカードを思っているわけではないですよね。」 「もしかしたら違うかもしれませんが、マークの数は5を越えているように見えます。」 演者として、こういった絞り込みの質問をすることに極度に抵抗がある方がおられるなら、それはおそらくサイレントランニングの仕組みや原理を目一杯知っているからです。 「赤いカードならこうで、次にハイ、ローでハイならこうで、」というように、手に取るようにカードを絞り込めるがため、その『徐々にわかっていく表情』を隠すことに一種の罪悪感を感じているから抵抗が生まれると思われます。 実際には、サイレントランニングを初めて観る観客の思考は、「この自分にしか知り得ない、無数にあるカード群の中の1枚を当てる手がかりなど誰も持ち合わせていない。」と考えているものです。 演者はサイレントランニングが初めてではないがゆえ、「本当は無数にあるカード群の中から相手の心の中を読んで当てているのではない。」ことを百も承知です。 この事実こそサイレントランニングの特筆すべき秀逸な点ではありますが、この原理が優れているからこそ、人が良すぎる性格の演者には「SR法を使った上に、更に質問して、答えてもらって、訊いて当てて、それでいいのだろうか。」と罪の意識が生まれるのです。 サイレントランニングはサイレントランニング法というテクニックであり、原理です。 けしてサイレントランニング、イコール、心の中で思ったカード当てと限定されたものではありません。 どうしても質問せずに現象を起こしたいとお思いになるのなら、SR全3巻にある、ダイレクトマインドリーディング以外の演目をお勧めします。 これはけして突き放したわけではなく、人には向き不向き、得手不得手があると思いますし、本当にダイレクトマインドリーディング以外の予言現象やAny Card at Any Number.などの応用演目を是非知っていただき、演じていただき、SRの奥深さを堪能していただきたいと考えているからこそ、ここで述べています。 SRの類まれな心理トリックを使えば、観客が多ければ多いほど有効な演技になるわけで、1対1のダイレクトマインドリーディングだけがSRではありません。 プロタッチな感は否めませんが、【Silence of the lambs(羊たちの沈黙)】などは名作です。 話がそれました。上記詳細については【ラン、サイレント・ラン、ディープ】を読んでいただくとして、ここでは私が実践したことがある『ダイレクトマインドリーディングにおける、訊くという罪の意識が微塵もない質問法』についてお話致します。 結論から申し上げますと、かまをかけない、ということです。 もっと具体的に言いますと、例えば、最初からスペードの8だと決めてリーディングするということになります。 勿論、何の根拠もありません。正解がスペードの8かどうかなど全くわかりません。 それでも「絶対にこの感覚はスペードの8だ。」と信じてリーディングに入ります。 以下、少しずつこの方法について解説していきます。 最初の質問はこうなります。一例です。 「今、私の頭には候補とでもいうのでしょうか、ピンときたカードが2枚あります。対照的な2枚ですが、経験上、おそらくこのどちらかです。1枚は赤いカード。もう1枚は黒いカード。しかし、感覚として『赤いカードは目立ちすぎている感がある。』と私に訴えかけています。あなたがイメージしているカードは赤いカードではありません。黒いカードです。黒いカードに間違いないですね?」(A) (A)に対しての返答が「YES」であれば問題はありません。さして得意げにせず、次の段階へ進みます。 (A)に対しての返答が「NO」であれば、さあ、どうしましょう? 答えは簡単です。 「そんなわけはない、まさか・・・」という表情をするだけです。厳密には、自然にそういう表情になる、が正しいでしょうか。 何故なら、最初からスペードの8と決めていたからです。 信じて疑わなかった鮮明なイメージに対し、「NO」と言われたのですから、「そんなバカな・・・!」と思って当然でしょう。 しかし、間違っていようが見当違いであろうが何であろうが、この≪演技ではない、本当に意外な表情≫が大事なのです。 演者が心底、「本当に違うのですか?」と問うような表情をするからフィッシングに思われないのです。 サイレントランニングに限らず、観客の答えによってカードを絞っていくメンタルマジックにおいて、観客に気づかれては厄介な点があります。 それは「赤ではないと今知ったから黒だと絞り込んだな?」と思われること、すなわち消去法だと感づかれることです。 冒頭で述べた、質問をすることに極度に抵抗がある演者の心理は、まさにこの消去法に気づかれる恐ろしさから来ています。 「奇数ですね?」と訊いて、当たっていればいいものの、「いいえ、偶数です。」と言われた際に「しまった!」「まずい状況になった!」と感じるのは、観客に演者の動揺が読み取られているかのように、立場が逆転した雰囲気になるからです。マインドリーダーが客に心の動きを読まれては笑い話にしかなりません。 以前に申しあげましたが、確認の意での質問のたびに「これ、言っちゃっていいのですか?」と問われることも、「消去法になってしまう状況になること、標的が一気に減ってしまうことに感づいて、この観客はそれを防ごうと一拍おいて釘を刺しているのでは?」と不安になるものです。 これらの厄介な状況に遭わないためには全問正解でしょうが、超能力者じゃあるまいし、よほど運がよくない限り、デックなし、ギミックなしでそれは不可能です。 しかし、はなっから1枚のカードに絞ってそれを照準に確認の意での質問を組み立てていけば、まず、消去法による絞り込みだとは気づかれません。 何故なら、それらの絞り込みテクニックに気づく前に、「(合っていようが間違っていようが)何故こんなにも自信満々に言い切れるのだろう?」という疑問が観客の心に芽生えるからです。これは、演者の「NO?本当に?そうは思えません!」という演技が、演技ではなく本音に近いものになるからではないかと考えています。 この≪最初からスペードの8だと決めてリーディングする≫という効果については、文章ではなかなか伝わりにくく、実際に演じることも難しいかもしれません。 ただ、感覚としては次のようなものです。 私たち演者はサイレントランニングのテクニックによる、カードセットを知っています。 観客はその中のいずれか1枚をイメージしていると、これも私たちは知っています。 「セットの中の1枚。これを知るために質問をする」という探る意識が強すぎると、確認の正否のたびに探る・絞る表情が演者のどこかに出てしまい、フィッシングだと感づかれやすくなってしまいます。 最初からスペードの8だと決めてリーディングしていけば、少なくとも「セットの中の1枚を探るために質問をする。」という意識は薄くなり、怪しまれにくくなるということです。最初から1枚ですから。言い換えれば、自分の勘が冴えているかどうかを試している感覚です。 演者は≪その1枚の特徴を述べて確認しているだけの作業≫になり、気楽に訊くことができます。通常は、カードの色や奇数偶数、スートの種類、ハイカード・ローカードなどの情報から1枚を絞り上げていきますが、ここで述べた方法は、先に仮説として1枚を定め、その特徴と観客の回答を照らし合わせて絞り込んでいく作業になります。いつもと逆です。この感覚が身につくと、当てるために訊く罪悪感のようなものが演者に無くなり、観客の心には「何故こんなに堂々と?本当に何かをキャッチしている?」という混乱に似た錯覚が自然に生じてくるものです。その心境では「これは消去法では?」という仮説を立てられません。 以上になりますが、ダイレクトマインドリーディングにおいて確認の意での質問が苦手という方は、是非、上記の方法と言いますか、心構えと言いますか、眼には見えないテクニックとして試してみてください。結構、観客側には威圧感が生じてくるものです。実践でのコツ、何かのヒントになれば幸いです。なお、本文中のスペードの8というのはひとつの例です。 ※ (A)の問いかけは、黒いカードだと信じてはいますが、外した時の保険を少しだけかけています。ただし、外しても「ああ、それなら第一印象が正しかったのでしょうね。」と演者側からは言わないようにし、リーディングが惜しかったか否かについては観客の判断に委ねています。「直感にかけておけばよかった・・・。」というような台詞は、ともすれば胡散臭く聞こえ、鋭い観客には逆効果になりかねません。一度だけ、ある観客に「それでは言葉遊びに過ぎない。どちらに転んでもいいようにしてるのだろう。」と言われたことがあります。あくまでも、外した場合は「まさか・・・!本当に違うのですか?」という顔をするのが無難で効果的です。 (A)で外した後の対処は、「まさか・・・」の表情の後、「・・・では数字のリーディングですが。私の受信イメージは大きめの数字です。」と、あまり色に関して長居しないことです。最悪で2回外してしまいますが、「そうですか。結構です。」と言って、とっとと当ててしまうことです。サイレントランニングを演じる際は、手品師ではなくメンタリストです。マインドリーダーです。「外すこともある。ということは、種も仕掛けもないのだ。種も仕掛けもないが、必ず最終的には当てる。大した問題ではない。」と、堂々と演じることです。
    • 橋本英司さん

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      2015/09/17 22:08

      ・コインを使ったサイレントランニング法 1円玉でも10円玉でも結構です。 必要枚数を用意してください。 左手から右手に1枚ずつ渡し、テーブルに置きながらスートを言っていきます。 演者の目線はコインから背けたほうが良いと思います。 5枚置いたら、僅かな間をおいて6枚めを置いていくと演者有利に進むことがあります。 既存のサイレントランニング法と原理は変わりませんが、こちらの方がスマートな感覚がする場合は使用を検討してみてください。 観客にやっていただきたいことが、より伝わりやすいと思う方法を選択した方が上手くいくと思います。 このように、サイレントランニング法は一つではありません。 ・サイレントファローの応用 デックスイッチへ 観客が「あった、あった。ストップ。」のように声をかけてきたら、演者は顔を横に向けたまま、そのカードを抜いてもらいます。 抜いたカードはテーブルに伏せてもらい、他の51枚はケースに入れて演者のポケットにしまいます。 理由は当てる手がかかりを完全に無くすためです。 「この51枚をチェックすれば、その伏せたカードは当てられますので。」 この説明をしながらデックをポケットにしまうようにしています。 マインドリーディング、カード読心術というよりも、テーブルに伏せたカードの透視に見える方もおられるようです。 サイレントファローは質問を一切せずカードを当てられる優れた方法です。 また、カードを当てたら、とても自然なデックスイッチのチャンスが訪れます。 別の現象を起こすトリックデックを事前にポケットに入れておき、2演目めのために容易にスイッチ出来ます。 ポケットスィッチは大変便利ですが、ポケットに一度デックを入れる正当な理由がないと不自然になりがちです。その弱点をこの手順は補っているといえます。 スイッチ後のトリックデックや別のセットアップデックに1枚を加えますので重複したカードがあったりして邪魔になるかもしれません。 デュプリケートが必要なマジックを演じる場合などは反対に重宝しますが、不必要で、不都合であれば処理するようにしています。 (簡単な方法は観客のカードをボトムコントロールし、左手でパームして演者の膝の上に。)
    • 橋本英司さん

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      2015/09/13 22:39

      The Deck At The Other End (DATOE)は、地味になりがちなサイレントランニングの演目の中で、1,2を争う派手めな現象で、お勧めします。 間違いなくウケますし、ダイレクトマインドリーディングが苦手な人でも比較的容易に現象が成立します。 質問もしませんし、絞り込みもしません。暗記も不要です。 それでいて「心を読まれた感覚」を感じるので気楽に演じられるトリックデックです。 トリックデックと言っても簡単に作成できるものですが。 私はDATOEのトップ部分を使ってBSRを施し、あとは原案通りに演じています。 BSRの際はオーバーハンドシャッフルを使っています。ヒンズーシャッフルよりも効果が上がるので。 (BSRについては、サイレント・ランニング3(SR完結編:日本語版)参照。) ラン・サイレント、ラン・ディープは、「とにかく読んでください。」しか言えないかな? 毎日読んで、ドキドキしながら読んで、「僕だったらどう演じるかな」とウキウキしながら何度も読んだ一冊です。 「プロのマジシャン、世界中のメンタリストはこういう考え方をするのか。」と、脱帽した一冊でもあり、文字通り、深くサイレントランニングの世界を知ったと思います。 星7つ、付けたいですね。
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