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    DVD:インスクリュータブル:レッド(完璧な不思議の世界)のレビュー一覧

    DVD:インスクリュータブル:レッド(完璧な不思議の世界)

    メンタル

    DVD:インスクリュータブル:レッド(完璧な不思議の世界)

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      2016/11/02 23:59

      赤裏と青裏、二組を使います。 赤裏を検め、よく混ぜ、フリーチョイスで1枚を指差してもらい裏向きのままカードケースに入れます。 青裏を観客に渡し、よく混ぜてもらって返してもらい、演者はジョーカーを探しますが「どうやらジョーカーは入れてなかったようです」と言います。実際にジョーカーは含まれていません。 「ジョーカーの代わりに目立つカード、スペードのエースを使います」とし、オーバーハンドシャッフルフォース(【マインド・インサイト(心の中を見透す)】のレビューに投稿しています)を行います。 ジョーカーを探す際にカッティングしてフォースカードをトップに持ってくると自然です。観客が混ぜたデックでフォースのようなカード技法が使えるとは、一般の方は誰も思いませんのでとても有効です。 表向きのスペードのエースが挟まれた状態で青裏は一旦、傍らに置きます。オーバーハンドシャッフルフォースはクロスカットフォースと同様に、少し間を取ったほうが効果的ですので。 カードケースから赤裏1枚を出します。ダイヤのキングでした。 赤裏デックを検め、他にダイヤのキングが何枚も含まれていないことを示します。 充分な間が取れたところで青裏デックを確かめると、スペードのエースに隣接しているカードもダイヤのキングです。 (赤裏は【DVD:ファッスン(ギミック付)】によってダイヤのキングにスイッチしています。) 青裏デックの他の簡単なフォース法としてダブルリフトによるカットフォースがあります。 本当にカットしたところのカードを使うので、クロスカットフォースより堂々と行える方法で、やってみると意外に容易です。 トップにフォースカードをセット、トップが変わらないリフルシャッフル。 →ジョーカーを表向きでデックの上に置き、このデックをカットしてもらう。 →カットした上半分を演者の手に載せてもらい、下半分のトップにジョーカーを載せるが、ジョーカー下のカードもダブルで取ってフォースカードごと載せる。 →上半分パケットを下半分に載せてジョーカーをサンドイッチ。 →間を取ってからジョーカー下のカードを確認。 他のお勧めフォース法は、 【DVD:インスクリュータブル:レッド(完璧な不思議の世界) 】 このDVDに解説されている『シンプル・ソート・オブ・カード・アット・エニーナンバー』の原理を理解し手順を簡略化すれば、演者にとって都合の良いカードを、観客が決めた数字の枚数目から確実に出現させられることに使えるので、即席フォース法となります。簡単で、レギュラーデックでいつでも可能です。 DVD内の解説では、よく混ぜたデックをスプレッドして観客が見て決めただけのカードを、観客が決めた枚数目にコントロールさせてしまう離れ技を、驚くべきことに演者が背を向けているうちに、観客自身の手によってほぼ全て成し得てしまう不思議な現象ですが、もともとはカードフォース法だったのではないかと思われます。
    • 橋本英司さん

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      2015/09/14 06:34

      サブコンシャス・ポーカー 最近、メンタルマジックとは言えないと思われるカードマジック、例えばトライアンフなどを演じると意外にウケたりするので驚きます。 これは私がもうやらないだろうと周囲の人が勝手に思っていたからでしょう。特に上手でもないトライアンフに拍手をもらって複雑でした。 その流れで何か一つやろうと、「確かジョセフバリー氏がこんな感じのやっていたなー。」と思い、演じたのが【サブコンシャス・ポーカー】でした。 (氏のような腕が無いので、【10カード・ポーカー・スタック】は出来ません。) 初めてDVDを観たときには、正直なところ「これのどこが不思議なのだろう?」と思ったものです。 観客が徹底的に混ぜたデックを使うとはいえ、演者が≪見て≫ポーカーハンドを配り、「○○○のカードを覚えて。」と位置まで指定しています。 ポーカースタイルのマジックであれば、【メモリー・ポーカー】が最も優れていて自然であると考えていましたので、 【サブコンシャス・ポーカー】は強引な感覚がして気にも留めていませんでした。 しかし、やってみるとこれがやたらウケるのです。 現象成立後に「これはどういうことだー?」と言われるのです。 やはりあれこれ考えずに、まずやってみるものです。 当初は、「そもそも、サブコンシャス・ポーカーとは、メンタルマジックだろうか?」とも考えました。 「ポーカーデモンストレーションとしては素晴らしいが、これのどこがメンタルマジックなのだろう?」と。 おそらく、冒頭の部分、麻雀牌を全員で混ぜるようなフェアなデック状況で、カードを凝視せずに無造作に表向きに配る大胆さ、これさえ巧くできれば、サブコンシャス・ポーカーは9割成功していて、それは間違いなく優れたメンタルマジックなのだと思います。 この際に○○の1枚がそれぞれ役になっていればいいので、特にストレートフラッシュにこだわることなく、ストレートでもいいでしょうし、フラッシュでも構わないと思います。 何かをゴソゴソやっているように見えなければそれでいいわけで、重要視するのはその役の強さではなく、さりげなさ、無造作、大胆さです。 殆どのメンタルマジックの核となる要素はおそらくこの、さりげなさ、無造作、大胆さだと思います。 (余談ですが、一般書店で販売されている手品の本で最もよく見受けられる記述が「ここでさりげなく・・・します。」でした。その都度、「そのさりげなさをどうしたらいいか、それを教えてくれ!それを書いてくれ!」と叫んだものです(笑)。) よく混ぜられたデックから5組のポーカーハンドを配り、「どれか一つを選んで手に取ってください。よく混ぜてからただ配ったので、それは良い手になっていないと思います。ああ、そうそう、○○にある1枚だけ覚えておいてください。」のように進めています。 この台詞は「好きな組を手に取って○○のカードを覚えてください。」より、私に向いていると感じました。 何故なら、「好きなのを・・・カードを覚えてください。」の時点でカード当てを連想されてしまうからです。 カード当ては私の十八番です。カード当てしか出来ないと思っている人もいます。 「いかに不可能な設定においてカードを当てるか、に重点を置いているはずの橋本が、これではフェアとは言えない。お粗末だ。橋本が配って、しかも○○を覚えろと限定している。」と思われると厄介なので、あくまでもランダムに配ったポーカーハンドのうちのひとつを選んでもらい、「それはきっと良い手ではないでしょうね、5枚全部覚えるのは大変でしょうから、○○の1枚だけ覚えておいてください。それで事足ります。」のような感覚で台詞を言えば、まさかカード当てだとは思いません。 「覚えてください」と「覚えておいてください」は、意味合いが大きく異なると思います。 あとは自由に重ねられた5組25枚(演者は重ねられた順序を知らない)を手に取って、解説の通りカードを少々調整し、配らなかった27枚パケットとリフルシャッフルするようにして実際にはプッシュスルーシャッフルでトップに25枚パケットをコントロールします。 そのまま配れば現象が成立しています。とても簡単です。 この時の台詞はプッシュスルーシャッフルと同時進行で、 「今からあなたはポーカーをプレイします。プレイしているところを思い浮かべて。5人でポーカーをやっています。思い浮かべて。あなたは5人目に配られる席にいます。思い浮かべて。ではやってみましょう。先ほどのカードを思い浮かべて。頭の中に1枚ありますよね。そのカードを思い浮かべて。思いが強ければそのカードがあなたの手札に来ます。」としています。 何度も何度も「思い浮かべて。」と言うようにしています。 『覚えたカード』というワードを、相手の頭の中に『思い浮かべたカード』に変換してインプットしてしまうには、この台詞が無理なく進行できました。 また、私のプッシュスルーシャッフルはけして上手ではありません。 それでも何度も「思い浮かべて。」と言うことで手元に注目されなくなります。 ただ単に「今、リフルシャッフルしてるな?」としか思われないようです。 「思いが強ければそのカードがあなたの手札に来ますよ。」と言っているので、それだけの現象と思っているでしょうが、配られた手札はストレートフラッシュです。 これは驚くはずですよね。しかもセット不要なのです。即席で出来る、良いマジックだなーと最近になって遅ればせながら理解出来ました。 唯一の難点は、ポーカーを知らない人にはインパクトが落ちるということです。 これは仕方ありませんが、びっくりするぐらいポーカーの役を知らない人が多いのです。 最強の手、ロイヤルストレートフラッシュの存在自体を知らず、「一番強いのはエース4枚とジョーカー1枚の5枚。」と答えた方がおられました。 このような状況ですので、相手を選んで演じるか、少々冒険ですが少しだけポーカーの役を説明してから始めた方がいいかなと考えております。 私がカードマジックとしてプッシュスルーシャッフルをやれば、それは「はいはい、お粗末様。」の一言で終わってしまうほど、観るに耐えない腕だと思います。 しかし、ひとたびメンタルマジックのスパイスを振りかければ、途端にそれは魔法に変わります。 毎日、技法練習はしているのですが、もはやテクニックと呼べないほどまで落ちています。 それでも不思議を演じる機会を与えてくださった、メンタルマジックという世界に感謝です。 マジックをやめなくてよかった。
    • 橋本英司さん

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      2015/09/13 16:01

      ジョセフバリー氏のDVDはレッドとブルーを拝見しました。 第一印象は「おっかないことをやるひとだなあ」です。(おっかない = 怖い) 彼の動きは手元を凝視されたらそこで終わりになるシーンが多々あります。 それが、おっかないんです。おっかなくて私には出来ない。 例えばトップコントロール。 私が使うトップコントロールは、ダブルカットやクラシックパスなど、シンプル、ポピュラーなものが多いです。 シンプルでポピュラーですが、安全に目的が達せられるよう、練習しながら工夫して、自分オリジナルの動きにしているので「手元を凝視されてもバレないだろう。」という自信があり、自信があるからこそ多用出来ます。 ところがジョセフバリー氏は、デックに直接、指を突っ込んで目的のカードを抜き出してトップに置く、という「え?それをやっちゃっていいの?」というぐらいバレバレなトップコントロールをしている。 これが何故通用するのか全くわかりませんでしたし、理解できたとしても怖くて実演では出来ません。 メンタルマジックに、お手本とか教科書のようなものはないと考えており、その人に合った方法が何よりも自然であれば、どんなに単純で一見幼稚に見えるような方法であっても、それはその人にとって大切な財産になってしまいます。だからこそ小さなひらめきをおろそかに出来ない世界なのだと考えております。 ですから、あの『指突っ込みコントロール』は、氏の個性に合っている方法なのだろうと。そう思います。 通常、トップコントロールは、『カードを行方不明にする動作、カットやシャッフルの中で巧妙にコントロールしてしまう技法』を指すはずです。 条件として最低でも観客側から観て、カードは『行方不明』になっていなければなりません。 ということは、技法を知っている人の前で演じる場合は、ブレイクを作ってダブルカットをしてはいけない、ティルトを使ってはいけない、よくあるフォールカットをしてはならない、のように制限が設けられてしまうことになります。 何故ならそれらは見慣れ過ぎて学び過ぎて、もはや常識と言っていいほどの知識であるがゆえ、錯覚が起きず、『行方不明』になっていませんから。 感覚としては、「今ダブルカットをやったな?ということは演者はターゲットカードの位置を把握しているな?」という見方が成立してしまうということです。 だからこそ、何もしていないように見える自然な動作の中での技法が『見えない技法』として成立し、多くのマジシャンに求められ、その顕著な例がジョセフバリー氏のあの『指突っ込み式トップコントロール』だと思います。 ただし、ジョセフバリー氏特有の個性が成す独特な業と考えています。 「あれは彼だからできるのだろう。彼にはあれが最もやりやすく効果的な方法なのだろう。私は違うけれど。私には出来ないけれど。」の世界です。 例えば私は、ジョセフバリー氏のように、テーブルに肘をついてリラックスし、観客にカードを配らせるということは出来ません。 隣に座っている観客に「(デック内を見せて)君はどう思う?」「これなんかどうかな?」とフレンドリーに訊ねることも出来ません。 何故ならそれらは私の個性に無い所作であり、無い台詞だからです。 その所作が悪いというわけではなく、それを私がやってしまうと不自然で不審に思われるからです。 やらないのではなく、やれないのです。 必然的にジョセフバリー氏の解説通りに、そのままは演じられないと、誰よりも自分がよくわかっていて、自分に最も合った自然な方法を探し、変えて演じなければなりません。これが工夫であり、研究のし甲斐がある点と考えています。 私がマジックグッズにせよ、マジックレクチャーノートにせよ、それらを購入した際、常に根底にある考えが「どんな手品でも解説書通りに演じる気は毛頭ございません。」というものですが、この意図は上記内容の繰り返しになるようですが、「このレクチャーノートを作った人はこの方法が自分に合っていたのだろう。それがそのまま私に合うかどうかは私が決める。合っていなければ構わずどんどん変える。」という考えから生まれたものです。 現に、インスクリュータブル:レッドとブルーを観て、即レパートリー入りに決めたのは4演目程度です。 他はどこかを変えなければ、とてもじゃないですけれど解説そのままでは出来ません。 ジョセフバリー氏のDVDから学んだものは、各演目の不思議さや仕組みも勿論貴重なものですが、それ以外の「マジックを演じる心構え」の部分で、多数、財産になる要素がありました。こちらの方が別の演目にも応用が効くので、宝物になったと言ってもいいと思います。 氏の技法以外の解説に耳を傾け、得たものは数知れず。 数知れないのでここでレビューを終えますが(笑)。 最後にその『指突っ込みコントロール』実演体験談について書いて筆を置きます。 ジョセフバリー氏について書いていたらどうしても紙面が足りなくなりますね。 ・『指突っ込みコントロール』実演体験談 夏休みで帰省してきた友人4人の前で、ジョセフバリー氏のトップコントロールに少し似た方法をアドリブでやってみました。何となく出来そうな雰囲気でしたから。 Aさんにカードを1枚覚えてもらいます。ドリブルで落としてストップがかかったら、右手パケットのボトムカードを見せて覚えてもらうという方法です。 そのまま左手小指でブレイクを保ち、パケットを重ね「もう一人どなたかにお手伝いを・・・」と言いながら一番遠い位置にいたBさんに近づくとともに、ブレイクのすぐ上のカード(Aさんのカード)をボトムディールのように右手で抜き出し、そのカードでBさんを指さすようにして「あなたにお手伝いを。よろしいですか?」と言いながら右手に持ったカードをトップに置きます。 あとはBさんにフリーチョイスで引いてもらい、トップに載せてカットをする事で、AさんとBさんのカードが隣接して現れる、という現象を起こして終わりです。 現象自体はそれほど面白くはありませんが、Aさんはカードマジックをやる人なので驚いていました。 私としてはこのトップコントロールが使えたことで充分満足です。 人差し指という名称はありますが、元々、私は人を指さすということはしません。 指の代わりにカードを向けて「あなた。よろしいですか?」と問うことが癖になっています。 癖になっているということは私にとって自然な動作であり、そのおかげで、この大胆なトップコントロールに気づかれずに済んだと思います。 複数の観客がいて、数歩ですが近づきながらこの動作をやるとまずバレません。 少しジョセフバリー氏のトップコントロールの片鱗を知ることが出来たかな?と思っています。
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