マジックのタネ教えます、教えて?その2

「ネタ教えて~」

マジックを見せた後、良く言われる質問、「どういうふうにしたの?」「どうなっているの?」等の質問、いわゆる「ネタ教えて~」の質問に対する良い回答はあるのでしょうか。

● 最も一般的な答えとしては、「凄いでしょう、ありがとうございます。」
または、「秘密は守れますか?」と聞いて、相手が「はい」と言ったら、「私も!」と切り返す等です。

● でもこういった言い方には、あまり面白みがありません。
そこで、「どうやるの?教えて」への、考えられるいくつかの表現を考えてみましょう。

1)「すごい練習が必要なんですよ」

=この答えには人間味が感じられ、好感を持ってもらえるのでは。
ネタさえ分かれば自分にもできると思っている観客に、『こうやって、楽しませてもらうのに、時間と労力をかけてくれているんだなー』と、理解してくれるかも。

2)「こういうのお好きですか?」

=観客が「はい」と答えたら、「では、次のマジックをお見せしましょう」と言って、次ぎに移ります。
他に見せるものがなければ、「ありがとうございます。」と言って終わります。

上の2つは、どれも良い受け答えだと思いますが、個性に欠けています。
下記のいくつかは、少し個性的なものですので、誰にでも当てはまらないとは思いますが、あなたの個性を表すのには面白いかも。

3)「私が10才の時に、おじいさんから教わったものなんですよ」

=こう言うと、マジシャンと、観客は一体感を覚えます。そして、あなたのおじいさんのことを話すことにより、あなたの個性が見えてきます。
このあと、「では、おばあさんが教えてくれたトリックをお見せしましょう」と言って続けると間違いなく受けることでしょう。

4)「常に練習しているんですよ。精神科の医者から、常に手を動かしているのは良いことだと言われてね」

=あなたのキャラが、少し狂った感じのコミカルなものであれば、大いに受けて笑いを取れることでしょう。
そうでないなら、本当におかしいと思われますので注意してください。

● 今までで、一番良かったものとしては、

Alba女史の答えがあります。
彼女は、手順を大変良く練り上げ、全ての不思議な出来事は、観客自身により、観客の手で行われるように演じました。
あるポイントで一人の夫人がこうたずねます。「どうやったのですか?」
彼女はすかさずこう答えます。「あなたがやったのですよ」

● 最後に申し上げましょう。
この問題へのベストの対応とは、観客にこういった質問をさせないような演技をすることです。
どうやったのかよりも、何をどれだけ不思議に興味深く現象を起こすかが大事です。

■ 「ネタ教えて~」へのマジシャンの答えは
-Genii誌10月号、Pete McCabe氏のコラムより-

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