マジックのタネ教えます、教えて?

観客からの質問への対処

● マジックを演じた後、必ずと言ってよいほどお客様から発せられる言葉。「それどうやったの。仕掛けは?タネは?教えて。」

● マジシャンにとっては一番困る質問です。一番いやなお願いです。押しの強さにまけて、人間関係などを考えて・・・・・、もし教えたが最後、今までのあの不思議さ、感動は消えてしまうことをしっているからこそ、教えられないのです。

● こんな場面での対応に苦慮されているマジシャンに、万能とも言える回答。

素人、初心者、アマチュアの強みを最大限に活用した<答え>を得ました。
以下、お試しを。

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「私は手品が下手です。
こんなに下手な人は珍しいほどだそうです。
その私が何故このような奇跡を起こせるのかは、ある方に教えていただいたからです。
とても下手で、不器用な私にこのような貴重な手品を教えてくださる代償、いえ、条件がひとつありました。
その条件とは「この手品を演じる際に受ける質問全てに答えてはならない」です。

これは私が答えると初心者ですので、余計なことを口走り、トリックを推理されてしまうヒントを提供してしまう恐れがある、だから何も答えるんじゃない、
下手なのだから沈黙を守りなさい、話すなら「一切何も言うなと強く教えられた」と言いなさい、これが守れなければ今後一切レクチャーはしない、そう言われました。

私はまだ手品を続けていきたいのです。
ですからいかなる質問にもお答えできません。
ご理解ください。」

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● いかがですか。
この投稿は、北海道の橋本英司さんからいただいたものです。
● ただ無碍に断るのではなく、こんな気の利いた言葉、有効だと思います。