観客がカットしてカードを当てる

【クロス・カット・アウト】

● デックを2つに分けて間に表向きのJOKERを挟みます。
● JOKERはデックを分けた印ですので、後に結果として、JOKERの位置を確認させる作業を以って現象、クライマックスとするMAGICが存在します。

その1つがアウトです。

何パターン可能か

ア)、JOKERの上下の2枚。上を見せるか、下を見せるかで2通りです。
イ)、「JOKER」のスペル、文字数ぶん(5字)だけ数えて5枚目をめくる。上下で2通りです。
ウ)、イ)の通り数えて5枚取り除く。6枚目を見せる。“5枚数えてカットする”でも良い。上下で2通りです。
エ)、「JOKER」を「ジョ」「ウ」「カ」「ア」と読む。4枚目を見せる。上下で2通りです。

以上で8通りです。(苦し紛れのようで好みませんが「JOKER」を「ババ」と読めばそれなりにアウトは増えます)
8通りで充分に使用に耐えうる実用的なレベルですが、可能性をもう少し考えてみましょう。

JOKERには「スート」も「数字」もありません。その点ではトランプの中で唯一、無を表しているようにも見えます。
「無意味とも言えるカード、JOKERを使った意味、それは」
JOKERをめくって裏模様、そこに数字の「7」が描いてあれば意味のあるカードです。

オ)JOKERから数えて7枚目をめくる。上下で2通りです。
カ)7枚取り除いてカットする。ウ)の要領で8枚目を見せます。上下で2通りです。

12通りになります。かなり増えました。

なお、ア)の場合、JOKERの上のパケットのボトムを見せるかのように、グライドを施せばボトムから2枚めを見せられ、同様にJOKERの下パケットのトップを見せるかのように、ダブルターンノーバーするとトップから2枚めを見せることも可能です。

以上であれば、JOKER1枚とデック1つで14通りを補えます。どうやら、まだ増えそうですね。

● クロスカットフォースの要領で、相手が分けた箇所にJOKERを挟めば「観客が当てる」現象として使えます。
トランプ以外のデックでも応用が効くかもしれません。